「ウェブはバカと暇人のもの」とか
最近話題になっているみたいで読んでみた。面白かった。
一番興味深く読めたのが「第4章 企業はネットに期待しすぎるな」で、これは広告とネットの関係の話だったりする。
広告代理店の浮かれ具合と実際のネットで盛り上がることの違和感ってそっち系の仕事をやったことあるのであれば誰でも持っていると思うのだけど、その部分をうまく文章化してくれている感じ。
売っているほうからすれば、「そんなの百も承知」ってことになりそうだけどさ。
最近話題になっているみたいで読んでみた。面白かった。
一番興味深く読めたのが「第4章 企業はネットに期待しすぎるな」で、これは広告とネットの関係の話だったりする。
広告代理店の浮かれ具合と実際のネットで盛り上がることの違和感ってそっち系の仕事をやったことあるのであれば誰でも持っていると思うのだけど、その部分をうまく文章化してくれている感じ。
売っているほうからすれば、「そんなの百も承知」ってことになりそうだけどさ。
だらだら。
企業名はそれなりに名が通っていたりして立派だったりするけど、
実際のサイト制作作業自体は殆どやらないし、気概どころかプロジェクトを回すノウハウ自体も全然ないってところってあるよな、とは思った。
インターネットに氾濫する「日常的に」ヒドスと感じるフォームが産み落とされていく理由は、ディレクションとかプロジェクトの進め方とか考えないレベルで作られているからでしょうけれども、そういった作り手さんたちに「ディレクションとかプロジェクトの進め方とか考えましょう」って言うよりも、まずは「折角モノ作りしてんだから、良いモノを作ろうって気持ちを持とうよ」って言うべきだと思ったので、こういうエントリになっております。はい。
企業によって「何を正しさの軸に置くか」というのは変わってはくるのだけど、
規模の小さな企業であれば、個々人の気概というかパフォーマンスで戦うのが当面の王道なんだろうか。
話はずれるが、でもって如何に戦力の分散を防ぐか。
組織のパフォーマンスはその最も弱い構成員により決定される面もある。
「だからその弱い部分は捨てざるを得ない」という弱肉強食な論もあるけど、規模の小さな企業でそれをやると、頭から尾まで距離がそれほどないため、全壊してしまう可能性も高いだろう。
底上げなのかな、やっぱり。
まぁ言わんとしてることはよく理解できる・・・、
「普通にフォーム作ってるのであれば気付くだろうに、それぐらいのこと対応しろよ!」ってことなんだけど、
設計と実装が分離されていて、下請けの下請けとか入ってしまうともうダメかな、という気もしたりする。
実装者からしてみれば、山の向こうのクライアントはよく分からないので、目の前の仕様書が憲法みたいになっているとかね。
「仕様書通りに作ることが至上命題」なわけで、フォームを使いやすくするインセンティブが実装者自身にあまりないような。
仕様書に「ボタンを押したらブラウザがダウンします」とかちょっと頭おかしいんじゃないの?って仕様があっても、それ通りに作るのが正しいとされているし、わざわざ突っ込む手間も惜しんでいるというか。
後からクレームがきたら、「仕様書通りに作ったのでこれは不具合ではありません。修正の場合、機能追加になるので別途費用を請求します」とか、そういう話ってザラにあるような気もしたりします。
発注者がテストフェーズとかで気付いて、「これ使い難いじゃん!直せよ!」ってなればいいのだけど、手戻りできませんとか納期に間に合いませんとか断られたりね。
ってかさ、こういう細かい「使い勝手」になると、クライアントにとってシステム開発が不慣れであれば、要件定義で気付くのは殆ど不可能だろうな。
ってかさ、テストフェーズで気になって、「これ直してよ」って言われて対応できればそれでいいんだよね。
ちょっとやばめな修正は別途話をするとしても、Webって技術的にはフットワークの軽い対応が可能なわけで、もしそうできない何かがあるとすれば、その開発プロセスがやっぱりおかしいってことなんだろうな、とは思う。
東レの元取締役の佐々木常夫氏の話は前も書いたのだけど、
その人が今、東洋経済に「ワークライフバランスを実現する仕事術」という連載を持ってたりする。
で、ふーんと思ったことを一部、引用。
自分の出す知恵などたかが知れている。それよりも先輩の優れた作品をよく読み、あるいはそのことをよく知っている人に聞き、その優れた部分を学んで応用すればよいのだ。
このことを私は「プアなイノベーションより優れたイミテーション」と言っている。プアなイノベーションのために多くの手間と時間をかけるのは誤りだ。むしろ優れたイミテーションを積み重ねた先に、優れたイノベーションが生まれてくるのだ。
「凡を極めて非凡に至る」ことこそ仕事の奥義である。
そういえばイノベーションって最近あまり聞かないね。
気のせいかな。
まぁ確かに殆どのビジネスは「もっと頑張ればうまくいくかも」という可能性を残しつつ、中止になってしまうものだしね。
飽きっぽい人が多いと思うよ、ホント。
あまり踏ん張りが利かない人には期待しないほうがいいかもしれないし。
だから本当は自分でやるしかないんだけどね。
「この会社とオレは一緒に頑張るんだ」ってのは、そう思い込むのが最も効率的だからあえて酔っているだけの話だと思うし。
公営ギャンブルってよく知らなかったので面白かった。
著者の語り口が生理的にあったのかな。
淡々と史実を積み重ねて行くその文章には好感が持てる。
かつての公営ギャンブルってのは娯楽の王様だったのね。
今の存在感の薄さというのは隔世の感があるのかもね。
役目を終え、いまや赤字事業となった多くの公営ギャンブルは自治体のお荷物でしかなく、後に待ち受けるのは滅びの運命。
まさしくここで繰り広げられているのは撤退戦なわけだ。
昭和の戦後史を知るにはいいかもね。
ってか、不正騒ぎの暴動とかあったんだ、しらなんだ。
フォント同士を交配させて新しいフォントを作る「genoTyp」が面白い
これ面白いなぁ。
『集合知プログラミング』を読んだのを思い出したので、そこの「遺伝アルゴリズム」を参考にして、それっぽいのを習作としてやってみた。
ルールは、
・まず最初にランダムな5個の数字 x 100組を生成する。
・5個の数字の積が1000になれば進化終了。1000に近いものを優先的に残す。
・100組のうち、結果がよい(積が1000に近いもの)50組を残す。
・突然変異(8割の確率)、交配(2割の確率)で新たに50組を生成する。
という感じ。
ってかなんだろね、このロジックを試してみるには、積が1000に近いとかって不適当かもしれんね。
数の並びとかあんま関係ないし。
そこまで、ヒマじゃないから、とか。
不特定多数の人間に対して情報発信するのって、趣味の領域なんだろうね。
或いはビジネスツールとして使っている人々もいるわけだが、多くの人はそこまで自己表現を求められるような職環境にいるわけじゃなし。
残業代で稼ぎたいなら上場大手にいればいい。また労働組合員になればいい。好きでベンチャーに来たのなら、残業代がでない。休日出勤がある。それくらいのリスクは覚悟すべきだと思う。会社の成功が自分の成功だと思えないなら、今すぐベンチャーやめて、大手企業の人事部に採用面接の電話をかければいい。
ベンチャーだろうがなんだろうが、残業代を請求できる理があるのであれば、請求しておけば?とか思うのだけど。
ってか、大手だから生活残業OKなのか?そうかな?
事業の未来を信じて、自分の時間を投資する、ってのは自己肯定の割り切りであって、
そういう開き直りがないとやってられねーってのも事実ではあるだろう。
「早く帰る」って別に会社規模に関わらず重要ではあるわな。
覚悟は必要なのか?
大体、ベンチャーに勤めなくては達成できないことってあるのかね。
「オレがもっと豊かな生活をしたいから、会社には成長してもらわないと困る」というエゴが必要なのって、企業規模の大小にあまり関係ない気がするんだけど。
どうでもいい話。
会社ってまだ軌道に乗れてない頃のドタバタ感はまたそれはそれで楽しいのだけど、
「売上もある程度たてて順調にいきはじめた状態」ってのは、
「質が量に転化する」といいますか、売上の大部分をルーチンワークに依存するようになってきた状況のことかな、とは思う。
例えば、あるものが商品として市場に受け入れられるまではドタバタするけど、一旦利益を確定できるようになれば、今までやってきた手法を広げるだけの話だから、それ自体は「質」というよりは「量」の問題だし、つまりはルーチンワーク的なことじゃないかな、とは思う。
だから、「会社がうまくいっている」ってのは「会社がつまらなくなった」と結構似ているのかもね。
まぁどんな企業であれ、ルーチンワークだけで安穏としていられるわけでもないが。
年齢制限の撤廃というえイジフリー政策について諸々書かれた本。
個人的には「エイジフリーでいいんじゃね?どうせ今の企業では窓際待遇なんて期待できないし」とは思っているわけで、この本の著者とはやや考え方が異なる。
ってかなんだろうなんだか違和感がある。
著者はフィールドワークとかは多分やっているのだろうけど、実際の民間企業の現場の温度が伝わってこない。
如何にも学者の考え方といいますか。
男女雇用機会均等法が施行され、男女の雇用差別は確かになくなったのだろうが、女性は女性、男性は男性として扱う文化的な部分はあまり変わっていない気がする。
だからまぁエイジフリーが日本社会の文化面に与える影響って限定的なものじゃないだろうか。
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